集団塾・個人指導塾・家庭教師の違いを解説!
学校以外で学習指導をしてもらう場合、集団塾・個人指導塾・家庭教師の
3つの手段があります。お子さんの性格や理解速度に応じて合う合わないが
ありますので、その点については保護者様見定めて最適な選択をしてげるとよいでしょう。
当ページでは、集団塾・個人指導塾・家庭教師の3つの特徴について
ご紹介しますので、各手段を選ぶ上でぜひ参考にしてみてください!
集団塾のメリット・デメリット
集団塾、個別指導塾、家庭教師には料金面から指導方法にいたるまで、
それぞれ特徴がありメリット・デメリットがあります。
ここでは、それらについて表にまとめてみました。
<集団塾・個別指導塾・家庭教師の違い>
比較項目 | 集団塾 | 個別指導塾 | 家庭教師 |
---|---|---|---|
授業料 | 最も安い |
2つの中間 |
最も高い |
指導形式 | 1対多数 |
1対2〜3人 |
1対1 |
学習効果 | △ |
○ |
◎ |
向いている子 | ・理解力の高い子 ・勉強意欲の高い子 |
・自宅以外が好きな子 ・少人数が好きな子 |
・理解に時間をかける子 ・自主性のある子 |
次に、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
集団塾のメリット・デメリット
集団塾のメリット・デメリットとしては、主に次のような点が考えられます。
<集団塾のメリット>
- 授業料が安い
- 授業がサクサク進む
- 集団塾特有の緊張感がある
<集団塾のデメリット>
- 子供によっては授業についていけない
- 質問したくても順番待ちになってしまう
- 教師を選ぶことができない
集団塾(進学塾含む)は授業ペースが速く、授業スタイルも教師から生徒への一方通行に
なりやすいので、理解力の高いお子さんや勉強意欲の高いお子さんにとっては最適な環境
かもしれませんが、一方で、理解に時間がかかる子や勉強意欲の低い子は、授業ペースに
ついていけず、授業内容が分からないまま取り残されてしまうといったケースもよく見受け
られます。
難関中学を目指すお子さんは、進学塾と家庭教師を併用している場合もありますが、
基本的には塾に不向きなお子さんは、個別指導塾や家庭教師に絞ったほうが学習成果は
現れやすいと思われます。
個別指導塾のメリット・デメリット
<個別指導塾のメリット>
- 集団塾より質問しやすい
- 教師の変更ができる
- 適度な緊張感がある
<個別指導塾のデメリット>
- 実質の指導時間が短い
- 指導時間のわりに授業料が高い
- 大学生教師が大半
個別指導塾では1人の教師が2〜3人の生徒に同時指導を行いますので、
家庭教師に比べると実質的な指導時間は1/2〜1/3程になってしまいます。
集団塾よりも質問しやすい環境にあるのは確かですが、学習効果については
1対1の家庭教師よりは確実に劣ってしまうので注意が必要です。
家庭教師のメリット・デメリット
<家庭教師のメリット>
- 自分のペースで進められる
- 気軽に質問ができる
- 教師の変更ができる
<家庭教師のデメリット>
- 授業料が高い
- 競争心が芽生えない
- 宿題をやらなくても怒られない
家庭教師はお子さんのペースに合わせた指導を行ってくれますので、ゆっくりと
確実に学力を高めていくことが可能です。また、周りに大勢の生徒もいないので、
先生に質問がしやすく、分からない箇所についてはトコトンまで訊くことができます。
一方で、周りにライバルがいないので競争心が芽生えづらかったり、自分で勉強する
という自主性がないと学習効果が薄くなってしまうとういうデメリットもあります。
お子さんの学習習慣やモチベーションを高めるためには、親御様のサポートも多少
必要となってきますので、そ の点はご協力が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょう。
お子さんのタイプによって、塾か家庭教師どちらが向いているかは異なってきます。
どちらのも一長一短がありますので、どちらが優れているといったことはありません。
大切なのは、お子さんの学習意欲を育て、無理なく学力を伸ばしていける選択肢を
選ばせてあげることです。当サイトでは、各家庭教師センターについて詳しく
評価していますので、家庭教師を検討される場合はぜひ参考にしてみてください。